先日旅先でホテルに滞在したときの話しです。
「印象に残ったスタッフがいたら記入してください」という問いがアンケート用紙の中にありました。
初日にホテル近辺の店舗情報を教えてくれたスタッフさんのことをふと思い出して記入しました。
でも朝のレストランのスタッフさんの笑顔や、実際顔はわからなくてもお部屋を清掃してくれたスタッフさんのおかげで居心地よく滞在できた、と気がつき思いつく限り記入しました。
書く欄が足りなくなったのでアンケート用紙の裏面にまで。
そうしているとどうなったか。
自分自身の心が慶びで満ち溢れてきたんです。書きながら胸が感動でいっぱいになってきたんです。
お金を払って泊まっているんだから「当たり前」
サービス業だし、仕事なんだから「当たり前」
そんな風に思っていると気がつかないけど、それって「当たり前」じゃないんですよね。
相手への感謝の気持ちでいっぱいになると、自分自身がものすごく幸せなんだって気がつくことが出来るんです。
「幸せ」って「感謝」で出来ているんです。
「感謝」が大事
「感謝」する人が「成功」する。とよく言われますよね。
偉人の言葉であったり、成功法則系の本であったり、「成功者」と言われる方々はほぼ「感謝」について取り上げています。
一口に「感謝」は大切。と思っていても本当に感謝することを習慣化出来ている人って実は少ないように感じます。
かつての私はそうでした。
ただ単に「ありがとう」の回数を増やしてみたり、言わなきゃいけないという義務感で「ありがとう」を言葉にしてみたり。
表面的で中味が伴っていない上っ面の感謝を追いかけていました。
「有難う」っていう言葉って「有る」ことが「難い」って書きます。
「存在する・起こる」ことが「難しい」んです。
帰る家がある。毎日ごはんが食べられる。自由な時間がある。ふかふかのお布団で眠られる。
当たり前だと思っている日常も、国や時代が違えば「当たり前」じゃないということに気がつくと、この時代にこの国に生まれて生きていることが「有り難い」と気がつきます。
目の前の当たり前と思っていたことにまずは気がつくこと、小さいことにたくさん気がつく、そうすると毎日感謝することに溢れていることに気がつきます。
「感謝」は気がつくこと、自分の内面から湧き出てくるものです。
深い感謝の気持ちが湧き出てきて、一番得をするのは自分自身です。
「有る」ことが「難い」に気がついて、感謝の気持ちを表現すればするほど、自分自身の心が感動でいっぱいになって胸が熱くなって、目頭が熱くなります。
表面的な「ありがとう」ではない、心の底からの深い感謝
どうしたらそんな風に感謝でいっぱいになれるのか。
「感謝」も習慣化して筋トレのように鍛えることができるんです。
毎日寝る前に「今日感謝したことは?」って自問してみることをオススメします。
毎日です。
今日嬉しかったこと、誰かに親切にしてもらったこと。小さいことに気がつくことができると毎日が感謝で溢れてきます。
そして自分がいかに幸せなのかに気がつくことができますよ。
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