「赤字」よりも避けたいこと

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たくさんあるアイテムのうちよく売れるのは一部で、残りはあんまり売れない。

なんてことありますよね。

別の記事で「パレートの法則」について書いているけど、商品の売上についてもこの法則って同じ

 

商品のアイテムがたくさんあっても実際よく売れるのは2割。その2割のアイテムが売り上げの8割を占める。

 

でもせっかく作ったものは売りたいですよね。

当然作ったものは原価(材料費など)が掛かってます。

原価は材料費だけじゃないですよね。

作るのに費やした時間を時給換算したらいくらかも考えなくてはなりません。

外部に制作を依頼している場合は人件費に相当する部分です。

どんなに売れなくても原価を割ってまで売りたくない。というのは当然の心理です。

 

でもね、原価割れ、いわゆる「赤字」よりももっとよくないことがあります。

それは、不良在庫をいつまでも持つことです。

 

不良在庫でいつまでも寝かしておいては次の作品を生み出す資金にまわりません。

「赤字」でもいいから回転した方がずっといいんです。

回転させないで、在庫でいつまでも持っているアイテムが多ければ多いほど資金繰りが悪くなります。

この時点で売れなければさばいてしまうという期限を自分で決めましょう。

そして決めた期限が来たら心を鬼にして赤字でもいいから売ってしまう。

もちろん大切に作った作品なので、心がちくっとします。

それでも世に放たれたアイテムは誰かの喜びに変わっているからいいんです。

そして次の作品作りに活かしてしまった方が「在庫」でいつまでも持っているよりずっといいんですよ。

 

 

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