ここ数年自然災害が本当に多いなと感じています。
北海道に住んでいても、毎年少しづつ季節の気候が変わってきているのを感じます。
以前はカラッとしてたはずの6月がどんよりしてジメジメすることが多かったり。
冬に雷なんて、かつてあまり記憶にないし。
台風は、北海道に上陸するころには大抵、温帯低気圧に変わっていたし。
スコールみたいな雨や雷もなんだか以前よりずっと増えているように感じるな。
だからかな、なんだか今年はね地震も起こるような気がしていたんだよね。
いつでも持ち出しできる避難セットはね一応用意していたの。
ベットサイドには常に木刀も置いてるし。
これはね避難経路の確保のため。いざとなったら窓ガラス割って外に出られるでしょ。
よく「何で?」って聞かれるから・・・我家には一人一本の木刀常備なの。(笑)
だけど今回いざ地震が起こって、すぐ停電になって、水道も止まって。
生まれて初めて「被災」状態になって気がついたことがたくさんあるから、この機会にシェアしようと思うんだ。
被災して一番困ったのは「水」と「情報」
我家には一番背の高い家具でも胸位の高さのものしかなくて、しかも床がクッションフロアだし地震の揺れでの家財道具の被害ってほとんどなかったの。
食器と本と観葉植物の一部が床に落ちてたくらいで、倒れた家具も一個もないんだよね。
元々テレビもないし、パソコンが落ちてなかったのが奇跡だと思ったくらいかな。
電気と水道は止まったけど、ガスが生きてたからとりあえず冷蔵庫にあるものを食べることも出来た。
普段から土鍋でご飯を炊いているので水さえあればお米も炊けるし、仮にガスが止まってもカセットコンロとガスは常備しているから何とかなる。
朝一で近くのコンビニに行ったら、停電の中営業していたの。レジもね電卓で計算してくれてたの。こんな中ありがたいな~って思った。
でもね水はやっぱり売り切れていた。あと乾電池も一個もなかった。
札幌は全国の中でも公園が多い都市らしく、近くの公園に行ったら水を汲むことができたんだ。
家中の水筒やペットボトルを書き集めて公園まで行ってきたけど、給水袋もしくは20ℓ位入るポリタンクがあるといいなって思った。避難セットの中にあったもので「これいい!!」って思ったのが5ℓ位の水が入る「給水袋」。これは重宝しました。
でも水を持って歩くと思いから、平坦な道であるならキャリーがあるといいよね。キャンプ用のキャリーがあったので水を運ぶにはとても便利でしたよ。
冬じゃなくて良かったな~ってつくづく思った。
これが冬だったら、公園で水を確保なんて無理だし、電気が止まった自宅にいたら凍えていたよ。
だからやっぱり「水」。日常から数日困らない程度の「水」は確保しておいた方がいいなって思った。
停電時に必要なのは「ラジオ」「懐中電灯」「乾電池」そして、携帯をいつでも充電できるように普段から心がけてね。
ラジオは絶対必要。何とか家の中の乾電池をかき集めてラジオを聴けたのがとても心強かった。
携帯に頼ると充電切れてしまうのが不安で仕方がなくなるから。
あとね、モバイル充電器はいつもフル充電しておくと気持ちが楽です。
停電中にスマホの充電が切れそうになったけど、充電器がフルだったから充電できたし、家族のスマホもマックブックがフル充電されていたから、そこから充電できた。
情報がないと本当に不安になります。
情報があれば近くで充電できる場所を知ることもできます。だからやっぱり乾電池とラジオかな。
それとね、停電になったときは必ずブレーカーを落とすこと。
極力コンセントを抜いておくことも大事です。
停電後の通電火災と、ろうそくによる火災がものすごく多いらしいです。
一日中ずっと消防車のサイレンが聞こえていたので、どこかしらで火災があったのかもしれません。幸いなことにうちの近所ではなかったけど。
水が使えないから食事の時には、アウトドア用のプラスチックのお皿にラップかホイルを巻いてその上に食材を乗せてました。
そうすると食器を洗わなくて良いし、食べ終わったらラップを捨てるだけでいいので。
最初気がつかなくて食器にふつうに食品乗せてティッシュでふいてたの。早く気がつけば良かったと思った。
夜暗くなって懐中電灯だけだと灯りが足りない。そんな時に教えてもらったのが、懐中電灯の先に水が入ったペットボトルを置く。という方法。
それを聞いて試したのがこちらです。かなり明るいですよ
上向きに懐中電灯を置いて透明のプラカップをかぶせて、その上に水が入ったペットボトルを置いてます。
家族はその灯りで本を読んでました。(普段ゲームばかりなのに・・・)
今回の地震による停電でスマホの電池を節約する方法を改めて知ることもできました。
こちらから確認できるから普段から知っておくといいと思います。
画面を暗くする、バックグラウンドで起動しているアプリ削除する、通知OFFにする。その3つだけでかなり違います。
被災中に役に立ったのは「ヤフーニュース」のサイトと「NHKニュース防災」アプリ
こんな最中ね、デマ情報も結構流れてくるから、正しい情報を取得するためにもラジオと、上の二つのサイトはお勧めです。
あとね、人のつながりってすごく大事です。ご近所さんとも「仲良し」ほどじゃなくても、普段から挨拶をしたり顔を知ってもらえると情報を共有できるよ。
水を運んでいたら、もっと近い水が確保できる場所を同じマンションの人に教えてもらえました。
~まとめ~
「水」「乾電池」「懐中電灯」
「カセットコンロ」「カセットコンロ用ガス」「アウトドア用の食器類」「ラップ・ホイル」
ほぼキャンプグッズってことだね。
鍋とフライパンが一個づつあるととりあえず調理できます。アウトドア用の調理器具でも良いかも。
正しい情報のための「ラジオ」と携帯の充電切れの心配がない工夫。
とりあえずこれだけは最低限必要なものでした。
もちろん避難生活が長くなったり季節によって、ほかにも色々あると思うけど、約40時間の停電とそれに伴う水道が止まってしまった中で、あると助かったものを書いてみました。
あとね、停電中極力冷凍庫を開閉しなければ結構食品はもつみたい。
残念ながら結構開けてしまったから廃棄です。
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