「辛い」という字がある。もう少しで「幸せ」になりそうな字である。
随分まえのことだけど、子どもの終業式で担任の先生が言ったこの言葉
ものすごく印象に残った。そして心にズドンって刺さった。
「星野富弘」さんという詩人の言葉
いつもいつも平和で穏やかで大きな問題も起きず、ず~~と変わらない日々。
それはそれでとても素敵なことだけど、
辛いことや大変なことが起きると、それまで平凡だと思っていた日常が本当はキセキの連続で当たり前ではないんだ。と気がつく。
辛いことがあるから人の優しさがありがたいと思う。
体調を崩すと健康のありがたみが身に染みる。
どん底に突き落とされる状況に陥ると心穏やかに過ごせる時間が貴重だと気がつく。
ピンチに直面すると何にもないことがありがたいと思う。
自分の周りにあるたくさんの奇跡に気がつくと「感謝」でいっぱいになるんだ。
そして自分がどんなに「幸せ」なのかに気がつくの。
ないものねだりばかりして、もっともっとと欲深く過ごしていた時には全然気がつかなかったけどね。
帰るおうちがあること。
暖かいお布団で眠れること。
毎日食べるものがあること。
元気に歩き回れる健康な身体があること。
この時代に平和な日本に生まれて暮らしていること。
色んなことを経験する試練が与えられていること。
こんなにも多くのものが与えられている。
飴を一個もらった。
「嬉しい~~」って喜んだらとっても幸せな気持ちになる。
「飴一個??」って文句を言ったら不平不満しか生まれない。
「幸せ」になる決意をしたらどっちを選択するかは決まってくるよね。
そう。「幸せ」って「感謝」で出来ているんだ。
「感謝」は「気づく」ことで生まれるんだよ。
自分が「幸せ」であることに気付こう。
スポンサーリンク