知らないことを知っている

無知の知
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知らないことの方が多いんです。

以前は自分をよく見せたくて、なんでも知ってるふりをしてました。人にバカにされるんじゃないかって思ってたし。

 

でも知らない事を認めた方が楽だし、知らないままでいるよりも素直に聞いた方が得るものが大きいと気がつきました。

知っているふりをしている方が恰好悪いと気がついたんです。

 

最初にサイトを作った時、

アナログな作業はわたし

デジタルな作業はいとこ。と完全に分業していました。

ある時から自分ひとりでサイトを運営していく状況になりました。

今までいとこに任せていた苦手なデジタルな部分

まるっとHPを一から作り直したんです。

まったくのアナログ人間が、サイトを作る

本を読んでも、ネットで調べてもわからないことだらけ。

出てくる単語がすでにわからない。

残された選択は恥を忍んで詳しい人にたくさん聞くこと。

 

おかげでちょっとだけわかるようになりました。

そうやって教えてもらいながら学んできたことの一つ一つが今は逆に聞かれるようにもなってきました。

当時よりも随分簡単にHPが作れるようになっている。

文字入力さえできれば小さな簡単なサイトなら素人でもできるってすごい時代の変化ですよね。

 

人間いくつになっても学ぶことってたくさんあるんですよね。

世の中のこと全部なんてわかるわけがない。

それなのに、かつてのわたしは「知らないことがある」=「恥ずかしい」って思いこんでいました。

知ったかぶりをすることの方がよっぽど恥ずかしいことだな。って今は思います。

なにより自分自身の成長を止めてしまう。もったいないことです。

自分はわからない。知らないことがまだまだあると認めることは伸び代があるということに気がつくこと。

 

今はね、かりに知っていることでも「知らないふりして聞いてます」

そうするとね、話し手が、ガードを作らないから、それまでわたしが知らなかった新しい知識を話してくれるんです。

そうするとまた新しい発見に出会えるの。

知っていると思い込んで人の話しを聞いていると得られないことまで得ることが出来るんだ。

とってもお得よ。

 

「正直に自分の無知を認めることが大切だ。そうすれば、必ず熱心に教えてくれる人が現れる。」

本当に、熱心に教えてくれます。

世の中は先生だらけです。

 

例えそれが20歳も30歳も年下の人であっても。

「教えてください」って素直に聞くと、喜んで教えてもらえます。

素直に聞くとどんどん自分自身に蓄積していくんです。

こんないいことはありません。

 

自分が「知らないことを知っている」って大事なんだよね。

自分に「出来ることと、出来ないことも知っている」ってことも。

賢者がちゃんと教えてくれてる。

 

 

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