許せない人はいますか?
わたしはいました。
頭では「許そう」「許した方がいい」と思っているのに、なかなか手放せない想いがずっと根深くあったんです。
「あんなことされた」「こんなことされた」
「でも許した方がいい。」
「だけどどうしても許せない。」
「許してなるものか!!」
こんな感情がぐるぐるして、いつまでも手放せない。
ずっと根深く心の中にわだかまりがあったんです。
でも、いつまでもこれをやっているとその許せない思いに縛られるのはほかならぬ自分自身
いつまでも捉われて苦しい想いをするのも自分自身
大抵の場合、その相手は何とも思ってなかったり、すっかり忘れていたりするんです。
許せない想いを手放すのは簡単なことではないです。
でも、その許せないっていう感情の元になっているものは、全て自分自身に向けられたものなんですよね。
許せない相手はただの象徴にすぎない。
本当は、その許せない部分は自分自身に対しての許せない部分だったと気付いたんです。
人は鏡です。
許せない相手を通して自分自身を見ていたんです。
いつまでも象徴である相手を見て、許せない想いを抱えているのは、自分で自分をいつまでも許せていないということ。
許せないという想いの根本にあるのは自分自身の大事にしているものや価値観。
とことん自分自身と向き合うと、なぜ許せないのか?がだんだんわかってきます。
あくまでも「相手」は象徴として現れているだけ。
向き合うのは「相手」ではなく「自分自身」なんです。
自分と向き合い、自分が抱えている価値観への解釈を変えた時、見える世界が変わってきます。
現実は自分の解釈次第で変わるんです。
「許し」の根底にあるものは根深くて、手放すのは本当に簡単なことではないんです。
でも、「許し」を得た時には、自分自身を閉じ込めていた檻から解放されます。
「許せない想い」を手放して、得られるものは果てしない自由です。
あなたが許せないものは何ですか?
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