「ミニマム」な暮らし方がもてはやされていますね。
かといえば、「収納方法」に関する特集はやっぱり人気のあるカテゴリー。
高度経済成長の時代には、モノをたくさん持つことがステータスで、多くのモノを持っていることが自慢だったりしたんだろうけど、
成熟しきった今の日本では、モノが溢れてる。
おうちの中にも、お店にも、しかも可もなく不可もなく平均点的なものがたくさん。
モノに占領されていると言ってもいいかもしれない。
そこで気がついたんだろうね。
こんなにも多くのモノははたして必要なんだろうか。
じゃあ、真に必要なモノだけ残して捨てちゃおう。と一大断斜離ブーム到来。
そして今は必要最低限のモノで暮らす「ミニマム」ブーム。
確かにね、自分の暮らしに合わないものでも「とりあえず」あった方がいいかな。とか、「これあったら便利だな」とか、そんな安易な理由で取り入れてしまったものは不要かもしれない。
「あったらいいな」は結局「なくてもいい」モノ。
一旦不要なモノを全部そぎ落としてみると、本当の自分らしさと出会えるかもしれない。
わたしもよく定期的にモノの見直しもするし、暮らし方の見直しもするし、時に「全部いらな~い!!」って大量にモノを処分することもある。
SNSの友達ですら「繋がり」がなければ断斜離するし、名刺も「誰だっけ?」って思ったら処分する。
家の中も、頭の中も、モノで溢れてくると思考も整理できなくなるし、効率も悪くなる。
自分サイズのモノの持ち方や暮らし方があると思う。
「収納」に関してはほんとにずっと変わらず、本やさんにいけば色んな収納の本が売っているし、テレビでも特集あるし、悩みのテーマだよね。
モノが少なければ、そもそも収納する必要もないけど、暮らしていくには「モノ」がなきゃ暮らせない。
にしてもな~
「ミニマム」は自分を知ること。
ブームとしての「ミニマム」って何なんだろう?
「ミニマム」に乗っかっておけば「わたし おしゃれでトレンド」という表面的なところをすくい取ってるように見えちゃう。
まるで「インスタ映え」と称して、食べもしない食材を注文して写真を撮ったら捨てちゃう。みたいな。
自分は何者で、どう在るか?っていうトコロを見つめないで、表面的なミニマム教に洗脳されてるんじゃなかろうか?なんてちょっと思ってしまった。
何を取り入れてもいいし、その中から自分に合ったものを選んで行けばいい。
だたその根本にある考え方を理解しないで、表面的なブーム的なものに乗っているだけじゃ、ただの流行りに流されるだけで、リバウンドしかねないんじゃないかな。
わたしも例にもれず、徹底的に断斜離してきたクチだし、モノは少ない方がいいと思ってる。
本当に好きなモノだけ取り入れたいとも思っている。
とは言ってもすぐに書類や本だらけになって机の上やら枕元に積んであったりするけどね。
自分ルールで生きる
隣のあの人と、わたしとでは明らかにライフスタイルも違うし、性格だって違うし、好むものだって違うし、行動範囲だって違う。
誰かの決めたミニマムルールには合致しないだよね。
収納にしても、モノの持ち方にしても、要は自分らしく在るため、どう生きるのか?という前提があってのことだと思うんだ。
家族の在り方が変われば、ライフスタイルも変化するものだし。
質のいいものを少なく持つだけが、決して良いってわけでもないと思う。
同じ年齢の女性でも、小さいお子ちゃんのいるママと、シングルでは明らかに必要なモノは違うしライフスタイルだって違う。
あんまり流行に乗ってばかりいると、遠くから見るとキラキラしている「いわしの大群」の中の一尾になっちゃうよ。
個性を追及しているようで、結局みんな「おなじ顔」に見えちゃうみたいな、、、
エッセンスはしっかり取り入れた上で、あんまり流行に流されないで自分の核を持つってことも大事なんじゃないかな。
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