「ピンクの象を想像するな!!」
さて、今あなたの頭には何が浮かんだでしょう??
脳は否定形を認識できない。みたいよ。
『想像するな!!』って命令形で言われても想像しちゃうでしょ。
可愛いピンクの象さん。
脳はね、「焦るな」→「焦ろ!!」
「食べるな」→「食べろ」に変換しちゃんです。
・・・どんな例えやねん!!
もちろん、他者に対しても「否定形」ではなく「肯定形」を使うのは有効なんだけど
自分自身に対しても「否定形」を使わないで話しかけるのがいいんだよね。
人って「意識」した方に向いて行っちゃうの。
こんな経験ない?
車でもバイクでも自転車でもゴーカートでもスキーでもいいんだけど、
壁や木などの障害物にぶつかりそうになって「危ない」っていう状況の時って、その障害物を意識して見てしまう。
するとね、どうなるか?
障害物に激突しちゃうんだよね。
つまりね。
「ダイエット中だから夜9時以降は食べちゃだめ」って自分に言い聞かせるより
「夕食は9時までに終わらせよう」って変換してあげるといいんだよ。
「あれだめ、これだめ」って否定すればするほど・・・
そう欲しくなるのだ。
「ダメ」に意識が集中しちゃんだね。
そして、脳は否定語は理解できないんだ。
他人に対してもね。
なにか注意する必要があるときは
否定形を使わずに、「○○するともっといいよ」とかね。
相手に届きやすい表現を使うとコミュニケーション力もアップするし
何か提案したいことや、お願いしたいことがあるときも
相手も受け入れてくれやすいし、理解もしやすいよ。
脳とハサミは使いよう。
今日はそんなおはなしでした。
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