24時間営業でゆっくり休んでいられない

自分なりの決め事を作る
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ネットで作品を販売している場合,いわゆる「定休日」というのもがありません。

夜中でも、お出かけしているときでも、問合せがくることがあります。

出先で問合せに気がつくこともあります。うかうか旅行に出かけることも出来ない気持ちになったりします。

寝ようとしていたら注文が入る。なんてことも。

特に複数のサイトに作品を出している場合はなどは、一箇所で注文が入ったら、他サイトで在庫を消す作業も必要です。

同じ作品が複数ある場合は不要な作業ですが、1点ものを作っている場合は在庫を「0」にする作業を怠ると注文がブッキングするなど大変なことになります。

 

24時間営業を続けていると、いっつも気持ちが張りつめた状態に陥ってしまうこともあります。

そうなってしまうと作品作りにも影響しかねません。

好きなことで喜んでもらえたら。という気持ちで始めたハンドメイド作家なのに、知らぬ間にプレッシャーになってしまう。本末転倒ですよね。

クリエイティブな作業に影響が出てしまうと良い作品作りに繋がらないばかりか精神的なプレッシューが強まると作家を続けることもむずかしくなります。

 

そうならないために、自分なりの決め事を作っておくことをお勧めします。

たとえば、実店舗の営業時間と置きかえてあらかじめ自分の稼働時間を決めておく。

作品作りの時間管理なども含めて時間を決める。お休みの日を決めるというのはとても有効です。

そうしておくことで夜中に注文が入っても、すぐ作業をしないからと言って自分を責めたり、追い詰めることはなくなります。

決めておくことで自分自身に不要なストレスを与えない。続けていくためにはある程度の「割り切り」は必要です。自分を大切に扱いましょう。

もちろん、自分なりの決め事であっても、作品を掲載しているサイトにも、その点をしっかり載せる。ということも行いましょう。

例えば、「20時以降のお問合せは翌日の8時以降の回答になります。ご了承ください」とかね。

自分で決めたことは文章にして載せないと誰にも伝わりません。お客さんも作家も同じ認識でいられるような働きかけはしっかりと意識しましょう。

とは言っても、決めたからと言って何が何でもやらない!ということではなく自分で出来る範囲で作業をするのは全然OKです。

お客様への回答は翌日にするようにしても、在庫を消す作業だけはすぐやってしまう。とか。

不要なプレッシャーで自分の首を絞めないことを優先すれば良いのだから。

 

また注文が入っても物理的に発送が出来ない期間がある場合は(帰省しているとか旅行しているとか)、サイトに必ずそのことを記載しておく。これ、とても大切です。

もしサイトの構成上「注意事項を記載できない」ような場合は一旦すべての在庫を「0」にしておくという方法もあります。

いずれにしても、この作業は自分のためだけではなく注文をしてくださるお客様のためでもあります。

注文して一切商品が届かないばかりか連絡もなければ不安になります。

あらかじめ「いつからいつまでのご注文は○月○日以降の発送になります」とサイトに記載があり、自動返信メッセージにも記載があれば、お客様にとっても安心材料になります。

 

ハンドメイド作家を続けていくと、始めたばかりの時にはなかったような問題や気づきがたくさん出てきます。

それだけ自分自身が成長してきたということ。

問題や不安はなくなることはありません。

新しい問題がやってきたときには「成長」していることを自覚できる機会です。

どんな経験もこの先何かの役にも立つので楽しんで成長していきましょうね。

 

 

 

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