ビュリダンのロバ
こんなたとえ話、知ってる?
おなかを空かせたロバが、左右二手にわかれた分岐点にいる。
左を見ると、干草がたっぷりある。
右を見ると、左と同じ量のたっぷりの干草がある。
左右の干草までの距離はどちらも同じ。
何度見ても、左右の違いはない。
右に行こうか?左に行こうか?
迷いに迷い、決めることができず、そのまま餓死してしまったとさ。
バカですね~。
いやロバだから、馬鹿ではない・・・(笑) 案外賢すぎるためかもしれない。
これは「ビュリダンのロバ」という、心理学の分野で用いられているたとえ話。
知識と自由意志の問題を論ずる際のたとえだとか・・・(難しい話しは専門家にまかせといて。)
どっちでもいいよね。とりあえずどっちかに進めば餓死することないのに!!と笑ってしまうようなお話しです。
と客観的に見ると笑えるんだけど、実は結構わたしたちの日常で、このロバさんのようなことってあるな~と思う。
例えば、
日常にいる「ロバ」さん的選択
A君とB君と同時に二人の男性からお付き合いを申し込まれた♪ まぁ私ったらモテモテ♪
A君もB君も、容姿も将来性も人間性も、申し分ない!!
「う~~ん。どうしよう??A君もB君も二人とも好みだし、決められな~~い。」
と、悩みに悩んでいる間に、しびれをきらした二人とも別の女性と付き合いはじめちゃった。
あれ??と気がつくと一人。
「どっちでもいいから付き合えばよかった~!!」と思っても時すでに遅し。
ちょっと極端な例だったかな・・・
選択肢の両方とも、違いがほぼなくて、判断に迷って、その判断を先送りにすることって日常でも結構あると思うんです。
ランチに食べるの「Aセット」or「Bセット」どっちにしようか決められない!!とかね。
タイムリミットがある場合は「じゃあAセット」ってとりあえず決める。でも隣の人の「Bセット」が美味しそうで後悔する。
日常のアルアルですよね。
決めないということは「選択するか?」「選択しないか?」の二択の結果
選択しない方が楽。ということ確かにあります。
でも選択を先送りするっていうのは、一見楽かもしれないけど、実は「選択しない」ということを選択しているんだよね。
優柔不断さって、最悪餓死するのかも・・・チャンス泥棒さんだと思った方がいいかもしれないね。
学生の時テストの回答でAかBか迷った時には「回答しない」という選択よりも、とりあえずどっちか選べば「○」になるかもしれない。と思った事ないですか?
どっちにしようか迷った時は鉛筆が倒れた方!とか目をつむって指さした方!とか。
神だよりでも、直感でも、運まかせでもいいからとにかく決める。
それで、回答が「×」であっても、決めないよりいいじゃん!!って自分を誇らしく思ったことあります。
最終的にどっちにも進めない!!と言うときには
運任せでも直感でもなんでもいいから決めてしまう方が、餓死するより、チャンスを逃すよりはるかにいいと思うな~。
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