我家の娘たちは二人とも、ミシンの音を聴きながら育ちました。
子どもたちにとって、わたしがミシンで何かを作っているのは日常。
0歳の時からあたりまえにある景色とミシンの音。
離婚後、フルタイムで勤めに出ていても、土日のどちらかは一日中制作に費やしていました。
子どもたちはミシンの音を聴きながら、それぞれ好きなことをして遊ぶ。
聞きなれたミシンの音は安心できるものだったようです。
BGMみたいなものだったのかもしれませんね。
ずっと、わたしが好きなことを途切れることなく出来たこと。
そして子どもたちが二人とも健やかに育ってくれたこと。本当にありがたいです。
一人で子どもたちを育て、日中は勤めに出ていたので
小学生、中学生のころ、特に長期のお休みの間、子どもたち二人だけもしくは一人でいてご飯を食べていることを思うと本当に心配だったし、切なくなることも多くありました。
シングルでなくても、共働きの家庭が多い今はそんなのは当たり前なのかもしれないけど
子ども達はやっぱり親に話を聞いてもらいたいし、強がっていてもやっぱり子供なんですよね。
当時こんな場所があったら、働きに出ていても、随分安心できたと思います。
子どもたちが自分の居場所を見つけて安心できると、心が健やかに育ちます。
帰る場所、話を聞いてくれる場所、おばあちゃんちみたいに安心できる場所。大切です。
未来を担う子ども達が健やかに育てる活動、ぜひ応援してくださいね。わたしも応援しています。
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