Good Luck~幸運を手にする7日間の物語~幸運を手にしたら宝くじに当たる??

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Good Luck~アレックス・ロビラ/フェルナンド・トリアス・デ・ベス

たった118ページの、厚さ1.4㎝の本の中に深いものが隠されています。

それは「運と幸運の違い」

ある者は幸運を自分の手で作り出し幸せを手にする。

ある者は運に翻弄され続ける。

その違いとはなんだろうか。

多くの人が運を手に入れたいと欲するが、自ら追い求めようとするものはほとんどいない。

待っているだけでは運命に翻弄されるだけ。


この本は読むたびに受け取れるモノが変わる本です。

やはり読むときの自分の成長度合いによって解釈が変わってくるの。

誰かに「運」を与えてもらうのを待つだけなのか?

自ら「幸運」を招き入れようと努力をしたのか。

「運」と「幸運」は似て非なるモノだとこの本は教えてくれます。


運気があがると宝くじにもあたる?

先日隣に座っていたご婦人たちが「宝くじ」の話しで盛り上がっていました。

世の中には、宝くじにあたるために運気を上げるための行動をしてる人っているんですね。

確かに、当選確率「0.0000001%」の宝くじ。当てたいなら相当強い「運」が必要かも。

なんでも、現実的なことを言うと、当たる確率って「一生のうちで雷にうたれる」のと同じくらいらしいです。

高くじと違って、雷に打たれるのは喜ばしくないけど、「万事を尽くして天命を待つ」という心境かな。

そんな倍率の宝くじって、抽選までの妄想期間を楽しむために購入するものなんじゃないのかな?


それでもただ待つだけの「運」に頼る?

この本を読んでも「宝くじ」にあたる「運」を強めることはできないかもしれないな。

誰かが与えてくれる不確定要素の強い「運」には頼らずに「幸運」を育てることは今この瞬間誰にでも出来るんだ。って気がつけると思う。

「宝くじ」という外側の「運」に頼る必要も生じなくなるかもしれないね。

わたし自身は、宝くじはほとんど買いません。

たまーに、売り場の前を通って、ビビビビ!!と来た時に気まぐれで買うけど(数年に一度程度)、ビビビッっときた直感で買うと!!!

どーなるのか・・・



当たりません。笑

しかも、大抵買ったことすら忘れるので、妄想タイムも楽しめません。

検索すると、宝くじの当たりやすい買い方などもよく載ってますよね。

なんでも高額当選者の購入枚数で一番多かったのが30枚だとか。

ジャンボなら9000円

夏と冬を毎年10年続けて買ったら18万

当たる確率 0.0000001%

計算するとリターンは0.1円でした。

夢を買うと思ったらそんなに大きい出資金額でもないかもしれないね。

でも、やっぱり、その金額があったら

自分の受取るうつわを育てることと、自分の成長につながることに投資したいなぁ。と思ってしまうんです。

将来の自分自身への投資の方がリターンが大きい。そう思うんですよね。


「幸運のストーリー」は偶然ではなく必然

待ってるだけの「運」に頼らず、自らの手で「幸運」を育てることができるんです。

とても短くて、登場人物も少なく読みやすいストーリーになっているから本が苦手な人にもお勧めの本ですよ。

2段構成になっているふたつのストーリーはどちらも感動します。

外部要因の「運」に頼らず、「幸運」を育てる。

それはまるで植物を育ているように。

「どういうこと?」と思ったらぜひ手に取ってみてください。


幸運の女神は準備されたところにやってくる」~ルイ・パスツール


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