完璧なものを作り上げてから次に進もうとしていない?
最初から「100%」って実はないんだよね。
だから見切り発車でもいいんだ。
だって、この作品は「完璧」って自分が思ってても、相手にとってはそうじゃないかもしれない。
自分では「完成形」だと思っていても、結構お客さんからのフィードバックってあるものだよ。
その都度「なるほど~」と参考にしながら時間を掛けてより良く改良を重ねていった方が「自分ひとりの完璧」以上のものに成長していけるんだよね。
もちろん、10人いれば10通りの嗜好や考え方があるから、すべてのお客さんに対して100%完璧になるのは難しいけど。
「それ!いいね」というフィードバックはどんどん取り入れていてみる。
もちろん、その改良結果に満足してもらえないことだってある。
だって、10人全員に気に入ってもらえることなんてほぼないから。
それは「ご縁」がなかったってこと。
これだけモノが溢れている中で選んでくれて使ってくれる人がいる。っていうのはやっぱり何かしらの「縁」だもの。
クリエイターとして自分の作品への「こだわり」って大切だけど、
「こだわり」が強すぎて頑なになってしまって他者の意見に耳を貸さないのはちょっと違うかなと思うな。
柔軟さも必要。
特にモノ創りの世界では「白・黒」で決められるものでもないしね。
自分の方向性とはあまりにもかけ離れている意見に対しても「そういう考え方もあるのね」と一旦受け入れてみて、
「もし取り入れるとしたらどんな形で活かせるかな?」って考えるだけでも可能性は広がるよ。
その結果、取り入れなかったとしても、最初から全否定するのとは全く違う。
自分自身の糧となって、もしかしたら今後の作品作りのアイディアになるかもしれないしね。
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