こだわりが強すぎると先に進まない
「こだわり」って持っていますか。
わたしはモノ作りをしている時は結構いろんなことにこだわりがちでした。
布選びから始まって、特に色と柄の組み合わせ。
いとこと共同で運営していたハンドメイドサイトでも、基本的に布は全部自分で選んでいました。
そして組み合わせる色にもとことんこだわっていたので、欲しい色がどうしても見つからない場合は、見つかるまで作らない。なんてこともよくありました。
同じ色、例えば「ピンク」でもちょっとしたトーンの違いで色って微妙に異なるでしょ。
そのほんのちょっとの違いも許せなかったんですよね。
時たま、相方のいとこが布を見つけて持ってくることもあったんだけど、ま~気に入らなかった。
わたしがイメージする布じゃなかったから。
でもね、ある時から、その「こだわり」を減らしていったんです。
気に入るまで「作らない」ではなく、在る物でもっとより良いものにするにはどんな工夫をしたらいいか?って考えてみたんですよね。
こだわりを減らすと自由が手に入る
いろんなことが重なって、「こだわり」続けていられる状況じゃなくなったから。というのがきっかけなんだけど。
時にはこういうきっかけってすごく大切。
おかげで、思考が柔軟になって、それまでとは少し違った角度でものごとを見られるようになったんです。
「こうじゃなきゃいけない!!」という強いこだわりを、「こういうのもありかも」という風に変えてみたら、新しい発想も浮かんでくるようになったんです。
そうするとね、それまではやらなかったことも「ちょっとやってみようなか」と挑戦するようにもなったの。
引き出しも増えていくから、これとこれを組合わせるとどうなるのかな?なんていうコラボも楽しめるようになってきました。
食事もそう。
一人で子ども二人を育ててくる中で、「ちゃんと栄養のあるものを、惣菜とかに頼らずちゃんと作る」ってこだわってた。
ちゃんと!!ちゃんと!!って自分に呪いをかけてた。
でもね、あまりにも忙しいとそうもいかなくなる時もある。
究極忙しい時は、冷凍食品もあり!って自分を許してみた。
もちろん、自分で食材を買ってきて作った方が「安心」で「安全」なことが多いけど、絶対そうじゃなきゃだめ!!!って自分に呪縛をかける必要なんてない。
「こうじゃなきゃいけない」なんてものは手放してしまえ
ちょっとづつ、ちょっとづつ、そのこだわり過ぎるものを手放していったら、自分自身がものすごく解放されてきたんだよね。
こだわりがあったから、独学で洋裁始めたし、
こだわりがあったから、市販のものに満足しないでオリジナルが出来上がったし、
こだわりがあったからハンドメイドサイトを始めるきっかけになったし、
こだわりがあったから今に繋がっている。
だけど、「こだわり」は時に、大きな原動力になるけど、「過ぎる」と行く手を阻む足枷になりかねない。
もし今何かに行き詰ってるな~なんて感じるときには、何かに「こだわり」過ぎているのかもしれない。
その「こだわり」はほんとうに必要なものなのか?一旦見つめ直してみるといいと思うな。
「こだわり」を手放すと、柔軟にモノゴトを見られるようになっていくもんです。
とはいえ、「こんな靴(服)がほしい!!」ってイメージしたものを探しているときは、なかなか理想のものが見つからずいつまでも買えない。ということが今でも時々あります。
そんな時「母さん、こだわりが強すぎてめんどくさい」って、娘が教えてくれます。(笑)
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