作っても売れない
これだけ市場に「モノ」が溢れていれば、作品を作ってサイトに掲載しただけで簡単に売れる。
なんてことはそうない。
ハンドメイド作品に限らずだけど。
何か価値(作品)を提供しようとしているのなら、自分(の作品)を知って、市場も知る。ということを意識するといい。
昨日の記事で「棚卸」のススメについて書いたんだけど
何のためにやるのか?というと、自分の強みを見出して、他者との違いを浮き彫りにするためなんだ。
他のハンドメイド作家との違いを自分自身がわかってないと、どんな風に「おすすめ」したらいいかわからないし、
どんな人がどんな場面でその作品を欲しているのかもわからない。
そうなると、説明文を作っても「誰にも刺さらない。」変哲のない紹介文ってことになってしまう。
自分自身の棚卸が出来ていると、競合との違いが明確になっていく。
その違いこそ「個性」
あなたの作品の「強み」
他者との「差別化」に繋がる部分
個性がわかったら、そこをどんどんブラッシュアップしていくことで、「他」とは違う「自分だけの」ハンドメイド作品に繋がっていく。
大事なのは、抽象的に理解するんじゃなくて「言語化」する。こと。
なんかおしゃれ
なんか可愛い
なんか素敵
の「なんか」の部分を言語化する。
言語化することで、「こんな人」に「こんな場面」でと提案できるし、
その時「こんな感情」になる。って、、、
商品(作品)を買った先の、使っている時の感情を、作品を見た「今」イメージ出来る。
その作品を得た未来に、イメージが繋がるんです。
「ハンドメイド」だから唯一無二なわけじゃない。
ハンドメイドマーケットにしても、フリマアプリにしても「ハンドメイド作品」なんてわんさか出てる。
お店でも売っていそうな作品を、「ハンドメイド」だから「誰ともかぶらない」なんて思わないし、
購入する動機にはならない。
ハンドメイド作家を続けていくのであれば、「自分だけの」オリジナルの部分を追及し続ける。
そして進化していくことを意識する。
そして、改めて
大前提として「金銭」を受け取るのに値する作品なのか?
この部分を、ユーザー目線で、厳しい目で、作品を客観視してみることもすんごく大事。
「ハンドメイド作品だから」
「素人の作品だから」
なんて言い訳でしかない。
「ひとつひとつ手作業なので、表情の違いが出る」ことについては明記した方がいい。
けど
接着剤が表面にべたっとついている。
欠けや割れがある。
左右いびつ
飾りが偏っている。
縫い忘れている箇所がある。
こんなのは不良品でしかないし、充分に検品をしていない怠慢でしかない。
「ハンドメイド」だからということで、言い訳をして自分を守ろうとする気持ちがあるなら、信用は得られないし、
購入してくれた方がリピートしてくれることもない。
続けていくことは難しいと思った方が良いですよ。
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