予定を立てずに、気の向くままふらりと旅に出たことはありますか?
我が家では子ども達が小さいころに、たまに気まぐれドライブをしていました。
気の向くまま小道に入ったり、曲がったり、行ったことのない公園を見つけて立ち寄ったり。
ほんの数時間で帰ってこれるような距離でしたが冒険気分で楽しんでました。
旅行に行くときは大抵、何かしらの目的があって、行先(目的地)が決まりますよね。
行先(目的地)が決まるから、移動手段や荷物が決まる。
目的地が決まってないのに移動手段は決められないですよね。
本を書くのも同じです。
最初に決めるのはその本の目的と行先(目的地)
テーマを決め(旅の目的は?観光?研修?)
目的地を決める(その旅でどこに行きどんな体験をしたいの?)
本での目的地は、誰に何を伝え、読後のどんな行動(感情)に繋げるか?です。
そして次のステップが「旅程表」(これがあった方が断然旅行(執筆)がスムーズになります)
出版の場合の旅程表とは全体像を一旦カタチにすること。
具体的には仮の章立てをすることです。
気ままなぶらり途中下車の旅であれば必要ないけど、本を書くならあった方が断然良いです。
第一章
1.
2.
3.
第二章
1.
2.
3.
・・・
この段階の章立ては、あくまでも(仮)です。
各章や項のタイトルも仮でつけていきます。
本を書くうえで大事なのは書き終わること!
章立ても、書き終わってさえいれば後から組み替えることができます。
だからこの時点での章立てはあくまでも(仮)です。
章立てのポイント
①読み終わった時にどんな行動や気づきや感情を受け取ってほしいのか?つまり読者のゴールに導いていくように組み立てること。
②各章や項の仮タイトルを入れる
③各章や項に、そこで伝えたいことのキーワードを思いつく限り入れておく。
書く前にここまでできていると、原稿の6割ができたも同然。
「軸」がぶれず
途中で迷うことも少なく
本を書き続けるモチベーション維持にも繋がります。
この段階で、書きたいことや思いついた文章を書き留めておくのも良きです。
ここで私がお伝えする方法は、「本を書き終わる」ためのひとつの方法でしかありません。
思いつくまま気まま執筆も、それで全体がまとまるなら全然ありです。
執筆に限らずですが、ゴールと現在地を明確にして、その間(手段は?リソースは?モチベーションは?)を埋めていくのがモノゴトを進めやすい王道手段。
ということであなたにとってやりやすそうであればお試しください。
今回はここまです。
では、また~
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