偏ったポジティブ思考がもたらすもの

陰陽両極
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「魔法使いのひとりごと」というチャンネルでラジオ配信しています。

この記事は2021/6/9に配信した内容を書き起こしたものです。

音声はこちら


偏ったポジティブ思考

いつも底抜けに明るく見える人っていますよね。

以前このラジオで「圧が強い人」が苦手という話をしたんですが、それと同じエネルギーの「明るく見せている」人。

私はエンパス体質で、ネガティブオーラの強い人が近くにいると、ネガティブ当たりしてよく疲れていたんです。

最近はコントロールできるようになったし、周りにネガティブオーラの強い人自体がいなくなったのでネガティブ当たりすることがほとんどなくなったんですが、 ただ明るいだけの人にも同じようなエネルギーを感じてしまうことがあります。

いつも明るくてポジティブ思考の人って、例えば芸能人とかでもいますがよね。

ポジティブな発言をして明るい人。

でもその裏にある憂いを感じたり、人間としての深みが垣間見える瞬間って必ずあるので、見ていて好感がもてる。

例えばみやぞんさんとかね。

違和感を感じるのは、そういう背景を感じ取ることのできるポジティブさとも違う底の浅い底抜けの明るさっていうのかな。

うがった見方をしてしまうフシがあるので、無理してプラス思考を自分に課しているように見えてしまうんですよね。

ネガティブな側面に蓋をし続けると

明るいだけの側面しかない人っていないと思うんです。

例えば 誰かに何か気に入らないことを言われたとしますよね。

そんな時に自分の心の中に出てきたどろっとした感情に蓋をして「でも、あの言葉はきっとこういう意味で言ってくれたんだ。考えるきっかけになってよかったじゃない」とプラスの方向に無理に考えようとしてしまう。

さらにその表面的なポジティブを周りに人にも押しつける。

こういうことってあると思うんです。

物事の良い側面を見つけるという点ではすごくいいんですが、本当は感じている自分自身のザラっとした気持ちには蓋をして「ないもの」にしてしまうことに無理があるというか・・

陰と陽の両方が補いあっている

ものごとには陰陽がある。

モノゴトの明るい面だけ見ようとしたり、明るい面だけ取り入れようとすると、その影響っていつか必ず出てくると思うんです。

陰と陽って必ずセットであるから、陰の部分を封じ込めると、その封じ込められた「陰」がどんどんぎゅーっと圧縮される。

ぎゅぎゅっと圧縮された陰の部分はいつか内側から暴発する 。

無理なプラス思考が自分を苦しくして押しつぶしてしまう。

陰陽含めて自分自身

ザラっとした気持ちや、ネガティブな自分の側面を見つけた時に「ない」ものにしないで、まずはそんな風に感じた自分自身を認めることが大事なんじゃないかな。

「あ~、そう感じたんだね。そういう時ってあるよね。嫌だったよね」とまずどんな自分にもOK出してあげること。

陰の部分もまるっと受け止めて、それができてから、「ほかにどんな見方ができるかな。」「どうすればよかったかな?」「本当はどうしたいかな?」と改めて視点を変える質問を自分に投げかける。

モノゴトには両極がある。

偏ったポジティブ思考はジェットコースターみたいな感情の起伏が起こりがちで、それが自分を苦しめることになってしまうんだよね。

陰陽すべて自分自身

どんな自分もいつでもOKと受け止められるようになると、もっと穏やかな凪のワクワク状態に感情が安定してくる感じがしています。

今日はこの辺で、では、また~

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