迷わない価格設定の基本と、抑えておきたい原価率

押さえておきたい原価率の話
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原価率って聞いたことありますか?

原価や経費について理解しておかないと、作っていくらたくさん売れても、ずっと赤字。なんてことも。

数字に弱くても最低限、原価そして原価以外にかかる経費という数字を意識することは必要です。

 

事業に掛かる経費として大きく二つに分けて考えると良いかと思います。

一つは、製造原価

もう一つは、販売費

 

それぞれ解説していきます。

<1.製造原価>

何かを仕入れて販売する場合の「仕入れ値」の部分。

ハンドメイド作家における製造原価とは、主に材料費のことです。

自分で作るので見落としがちなこととして、純粋に材料費だけではなく、例えばその材料を購入するために掛かった交通費や送料

また例えば制作に掛かる電気代、外部に委託して製造してもらっている物であれば工賃なども含みます。

つまり、作品が出来上がるまでに掛かる全ての費用が「製造原価」です。

 

<2.販売費>

実店舗で販売する場合、家賃や光熱費・人件費。通信販売であれば送料

そして梱包資材や、集金代行を依頼している場合はその手数料など。

作品をお店に置いて、お客様の手に渡るまでに掛かる諸費用が販売費です。

 

つまり

作品が完成するまでに掛かる費用が「原価」

完成してからお客様の手に届くまでにかかる費用が「販売費」。と分けておくとわかりやすいと思います。

 

ハンドメイド作家さんの場合は、自分で作品を作ることが多いので見落としがちですが、制作に費やす時間も原価に含みます。

目に見える数字ではありませんが、時給換算したらいくらくらいかな?と考えると良いと思います。

材料費プラスアルファ位の販売価格で設定してしまうと、完成するまでに費やした自分の労力がほぼ「0」になってしまいかねません。

この部分を外部に依頼した場合当然目に見える数字として「工賃」となりますが、意外と自分で作っていると見落としてしまう部分です。

 

原価率とは、その作品の販売価格のうちの何%が「原価」なのか?を計算した数字です。

一般的に、原価率は30%位が適正と言われています。

例えば、材料費が300円であれば、販売価格は1000円。という感じ

ネットで販売しようとしたときには、作品を掲載する時間や、お客様とのやりとり、また発送手配など、ほとんど全ての作業を自分ひとりで行うことになります。

そこに費やす時間も考えたら、原価率は30%以下に抑えるのが望ましいでしょう。

あまり最初から価格設定を低くしてしまうと、上げるのが難しくなるので極端に低い価格設定は望ましくありません。

他を圧倒するほどの作品のオリジナリティがあり、ブランド化、希少性がある作品であれば、原価率は10%位でも良いかと思います。

つまりかかった材料費の10倍の商品価格でも、ニーズは十分あるでしょう。

 

以前の記事での書きましたが、家計とはきっちりと分けてくださいね。

一緒にしてしまうと、実際いくら経費が掛かったのかうやむやになってしまいます。

ハンドメイド作家は、商品を市場に出したからと言ってすぐ売れる。ということの方がまれです。

流通するまでにある程度の時間はかかる物と思った方が良いです。

最初に作品が売れるまで何もしない。ということにはならないと思います。当然次の作品にも着手したい。となると当然、材料費は掛かりますよね。

数字管理、苦手であっても、帳簿をつけて、電卓を使う癖は最初からつけておくことをお勧めします。

 

 

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