人ってどうしても、楽な方に流れて行っちゃうんですよね。
面倒なことは特に
例えばオシゴトとか。
簡単で楽な仕事。
しかも時給か高い。
そんな仕事を探してる人って結構多い。
でも、そういう仕事って大抵単調で、誰にでも出来る仕事のことが多い。
わりとすぐ覚えられて、すく慣れて、単調だから、すぐ飽きて、周りを見る余裕が出来て、不平不満が生まれやすい。
だけど、どーしたわけか自分で選んでその仕事についたのに、辞めるという選択をしないで不平不満ばかり。
「楽」を追い求めると、ちょっとでも難易度が高そうな状況に遭遇したり、少しでも嫌なことなあると、途端にもう嫌になっちゃう。
そして、また楽なものを探し始める。
永遠その繰り返し。
「楽」を求めるとね、実は「楽しい」からは遠ざかってしまうんです。
以前のおしごとで、もうめちゃくちゃ忙しくて、いつも時間に追われていて体力的にも精神的にもかなり負荷がかかって「あ~楽したい!!毎日映画観たり本読んだり好きなことだけやってたらいいな~」って思ってたことがありました。
で、いざ退職して自由な時間がたくさん出来て、ためこんでいたやりたいことや好きなことをやって過ごしてみたのね。
「開放的!さいこ~!!」って思った。
でも、ほんの数週間で飽きちゃったの。
変化がなくだんだんいろんなことが面倒になってくる。
やりたいことも一通りやってしまうと次は刺激が欲しくなってきたんです。
「楽」をすることは決して「楽しい」ことではないんです。
でもね、「楽しい」ことを求めるとしたら、それは決して「楽」なところにはないんだよ。
ちょっと難しそうとか、出来る自信ないなぁとか、そもそも無理なんじゃない?とかやったことのない未知なことに挑戦する。
そうするとね、最初はとにかく大変なの。
でもね、ちょっと無謀なチャレンジをしていると、それまで使っていなかった、仕舞い込んでいた能力がボワって出てくる。
そしてね、とにかくチャレンジしていると、仮に思ったように出来なかったとしても、自分に誇りが持てて、自信がついて、楽しくなってくる。
「楽しい」を求めるのは決して「楽」な方に流れるとは違う。
あえていうなら逆境に飛び込む。
コンフォートゾーンを越えたところにあるんだよね。
今までの自分の領域から出ることを繰り返していると、一見無謀なことにチャレンジするのが楽しくなってくる。
楽しいことは、続けられる。
一見辛いことや大変なことの中に楽しさを見出せるようになるんだ。
ある種変態かも。
そうしているうちにかつての自分とは比較にならないほど遠いところまでたどり着いてるものなんです。
「楽」を追い求めている限り、たどり着けないような場所にね。
お仕事でも、大変だな~と思うようなことに取り組んでみると、いつの間にか自分が成長して、成長する自分を楽しめるようにもなってきます。
心身ともに疲弊するような「大変さ」ではなく、自分の能力の限界を超えていくような挑戦という意味の「大変さ」
「楽」と「楽しい」。文字にすると変わらないような感じだけど、実は対局にあるものなんです。
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