その思い込み!もしかしたらアップデートが必要かも?

NLPの前提
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NLPとは

NLPって知ってますか?

NLPとは「Neuro(神経)・Linguistic(言語)・Programming(プログラミング)」の頭文字。

心理学と数学を研究していた学生と、言語学教授が生み出した「神経言語プログラム」のことで、簡単にいうと「実践心理学」。

脳の取扱い説明書」と言われてます。

いくら「心理学」を学んでも、実践的にコミュニケーションに役立てるのはちょっと難しい。

「心理学」は学問であって、コミュニケーションスキルを身に付けるものではないし。

「NLP」を学ぶと、コミュニケーション力が向上したり、目標達成に役立てたりできるようになるんだ。

他人とのコミュニケーションだけじゃなくて、自分自信とのコミュニケーション力も向上するから、自己肯定感があがったりビジョンやミッションに出会えたり。

書籍もたくさん出ているし、全国でセミナーも色々行われている。

とは言っても、本を読むとね、結構難解なことが書いてあったりするんだよね。

で、本を読んだだけじゃ自分の生活になかなか落とし込めなかったりもする。

セミナーに関しても、講師によっては同じ。


NLPには前提がある

数年前に毎月「心理学」や「NLP」の講座を受けていたけど、その当時は今いち自分に落とし込めなかった。

テクニック的なことはわかるんだけど、どうもしっくりこないというか・・

それは、そもそもの「前提」が欠けていたからだったんだよね。


そもそもというかNLPの基本スキルの前に、この「前提」の部分を理解していないと、せっかくのコミュニケーションスキルが理論でわかっても、実践できない!になりかねない。

本ではその部分が欠けているモノも結構多い。

今改めて学び直しているところです。

なのでせっかくだから学びながらアウトプットしていきます。


NLPの「前提」のひとつが・・・


地図は領域ではない( The map is not the territory)

なんのこっちゃ??という感じだよね。

ものすごく簡単にいうと、地図に書かれていることは、現実通りではないよ。ということ。

どういうことかというと、

わたしたちは今までの経験を元にいろんなパターンを形成しちゃっている。

思い込みというか、自分自信で作り上げた「ラベル」をはってしまっていることってよくある。


例えば

「収入を増やすためには、今ある仕事のほかに掛け持ちで仕事をするなど労働時間を増やすしかない。」

「大企業に就職すれば安定した生活が出来て、老後も安泰だ。そのためにはたくさん勉強して有名大学への進学を目指すのが良い。」

この前提って、一昔前ではスタンダードだったかもしれないけど今の時代には必ずしもそうとは言えない。

でも、それがスタンダードだった時代に生きてきた人にとっては、脳内に上記のような思考のパターンが「地図(思い込み)」があるから、話しをしていてもかみ合わない可能性がある。


例えば「犬」のことについて話をする機会があったとして、

幼少期の噛まれた記憶があり「犬はきゃんきゃん吠えるし怖い」という「地図(思い込み)」持っている人と、幼少期から愛犬と育ち「犬は愛くるしくて人を癒してくれる存在」という「地図(思い込み)」を持っている人では、同じテーマについて語り合っても、話しがかみ合わない可能性が高いですよね。


生きてきた過程で地図(思い込み)が形成される

歩んできた道の途中で起こる経験によって「地図(思い込み)」が形成されるから、一人一人の頭の中の地図は異なる

同じ地図を持っている人がいない。と考える方が自然です。


例えば、同じ小学校で一緒のクラスで参加した遠足であっても

かたや「楽しい思い出」、かたや「辛い思い出」という地図があれば、そのフレーズから感じる印象って真逆になる。


相手には相手の地図がある、ってことを知っておくことでコミュニケーションが図りやすくなるんだ。


食わず嫌いも作り上げた思い込みかも!?

例えば過去のトラウマ体験も本当は地図(思い込み)であって、現実は違うかもしれない。

「あの時先生にこんな事言われてすごく嫌な気分だった」というラベルをはっていたとしても、自分で勝手に「嫌な方」に解釈しているだけで、現実とは違うかもしれない。

子どもの時に「まずい」と思っていたウニだって、たまたままずいウニを食べただけで今食べてみるとめちゃくちゃ美味しいかもしれない。


地図は領域ではない。

わたしたち結構いろんなことを勘違いしていて、脳内で「ラベル」を貼っちゃっていることたくさんあります。

見ているもの。感じているもの。それは脳内の「ラベル」が反応しているだけで「真実」「現実」は違うかもしれないよ。

経験から生まれた思い込みのパターンに気がついて、そこを疑ってみると、物事の見えかたが随分変わっていきます。

自分の思考もその思い込みによって出来てるかもしれない。と疑ってみると色々気が付けて面白いですよ。


旅行に行くときに10年前の地図を持って出かけたら、もしかしたら目的の場所には辿りつけないかもしれない。

古い地図(思い込み)は、更新しないとね。


わたしは数年前まで「ウニ」は臭くてまずいと思い込んでました。

あるとき浜の民宿に泊まって、朝食にさっき採ってきたという「ウニ」が出てきて、いやいやながら口に運んでみたら、なんと!!まあ!!超美味しくて感動。

「ウニ=まずいもの」というラベルをはっていたんですよね。

結構食わず嫌いになっているものって、案外経験からくる「ラベル」かもしれないよ。


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