「魔法使いのひとりごと」というチャンネルでラジオ配信しています。
この記事は2021/7/28に配信した内容を書き起こしたものです。
意識したものを顕在化するすんごい機能
物事の見え方が変わるだけで、それまで随分悩んでいたことがウソのように消えてしまうことってよくあります。
脳にはRASという機能があります。
「RAS」日本語では網様体賦活系(もうようたいふかつけい)といいますが、自分にとって必要な情報だけ選別して認識させてくれるんです。
この機能すごいんです。
毎日毎瞬膨大な情報の中から、自分にとって必要な情報だけを取捨選択して拾ってきてくれる。
そうしないと、情報が多すぎて処理しきれないからなんですが・・
例えば 「自分は誰からも嫌われている」という信念や自己イメージがあると、その色眼鏡を通してこの世界を認識します。
その否定的な信念や自己イメージに沿うように、起きている出来事を認識して解釈するんです。
「嫌われている」「だからこんなことが起きる」を意識しているから、脳は起きてる出来事の中からちゃ~んとその情報を取捨選択してくれる。
急にあちこちに現れるのは優秀な脳の機能のおかげ
うまくいかない時は「うまくいかないこと」に情報のアンテナを立てているので、RASがうまくいかない方の情報を拾ってしまう。
もちろん逆もあります。
例えば欲しい車があると、道を歩いているとその車がやたら目に付く。という経験ありませんか?
引っ越しを考えていると、「空き室あり」のポスターや不動産屋がやたら目に入る。
今まで何度も通っている道なのに、昨日までなかったはずなのに、気が付けばあっちにもこっちのもある!
「突然現れた」という気持になるけど、もともとあったものを脳のフィルターがふるいにかけてキャッチしていなかっただけなんです。
人生でうまくいっていないとき、どうしてもネガティブな方向、叶ったら嫌だなと思う方向に意識が向きがち。
最悪な状況ばかりに意識が向いてしまい、どんどんネガティブな方向に進んでしまう。
わたしもありました。どんどん行きたくない方向に進んでいって、気が付けばどん底に・・ということが。
そんな時は意識の向け先を、望まない未来ではなく、望む未来に向けることでそっちの方に軌道修正されます。
あわや正面衝突 !
何年も前のことですが、こんなことがありました。
峠をバイクで走ってる時に、カーブで対向車線にはみ出してしまったんです。
すぐ目の前に大型のトラック!
「やばい!!ぶつかる」と思った瞬間、無意識に前方を走っている友だちの背中に視線を向けたんです。
気が付くと、いつの間にか元の車線に戻っていた。
すごく不思議だったんですが、今ならよくわかります。
元いた車線に意識を向けたから、そちらの方に引き寄せられ軌道修正されたんです。
正面からくるトラックに視線を向け続けていたら、間違いなく今わたしはここにいません。
ピンチの時こそ、望む未来、進みたい方向に無理やりにでも意識を向ける 。
今日は望む未来に意識を向けるというお話をしました。
今日はこの辺で、では、また~
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